アプローチ論:大洲をどう理解するか?
地理学習の旅において、地域を理解するには、まずその位置と範囲を把握することが重要です。アジアは『私たちが暮らす大陸』として、地球座標系における巨大な物理空間であるだけでなく、極端な自然環境を持つ生命の故郷でもあります。標高最高のエベレストから広大なアジア最大の平野(シベリア西部平野)まで、その自然景観は極めて多様で複雑を特徴としています。
空間的管理:地理分区
広大な地域にわたりますので、研究を容易にするために、私たちは図6.5 アジアの地理的区分東アジア、東南アジア、南アジア、中央アジア、西アジア、北アジアに分けています。この区分は管理・統治の必要性だけでなく、その後の第4節 ロシアといった具体的な地域についての考察の基盤を提供しています。北へ流れ込む北極海のヤンジール川から内陸部に深く入り込んだ内陸湖(例:バイカル湖)まで、アジアのすべての土地は自然地理の壮大さを語りかけています。